こんにちは。小さな会社のためのデジタル戦略室、株式会社ホットソウル代表・若杉です。 久しぶりに自分でコラムを書きます。

今回は、MicrosoftのクラウドストレージサービスであるOneDriveについてです。

近頃は、無料から使えるクラウドストレージサービス（インターネット上のファイル保存場所）が色々あって便利ですよね。

代表的なものとしては、Googleドライブ、OneDrive、iCloudなどでしょうか。他にも色々ありますので、人それぞれでお好みのサービスがあると思います。

私個人としては、無料プランでも一番容量が多いGoogleドライブを主に活用してきたのですが、最近はOneDriveも無視できないなと感じています。

BCP（事業継続計画）というと大げさですが、仕事の性質上、パソコンが壊れると何もできなくなってしまうので、やはりバックアップ体制をきちんとせねば、と思っている今日この頃です。

個人的にMacよりもWindowsが好きなので、Windowsパソコンでバックアップ体制を作っていこうとすると、パソコン間でファイルを共有しやすいOneDriveは無視できない存在になってきます。

OneDriveとは？

OneDriveって何？という方は、こちらのページに概要がまとまっております。 OneDriveとは

最近のWindowsパソコンは、初期セットアップの時からMicrosoftアカウントを使用して行う前提になっており、そのまま何もしなければ当たり前にOneDriveを使用することになります。

同じMicrosoftアカウントであれば、自然とOneDriveでファイルを共有する状態となるため、仕事用PCのバックアップ体制を作ろうと思うと便利です。

一方で、よく分からない内にインターネット上のクラウドストレージを利用し始めている、といった状況にもなりかねないので、慣れない方にとっては不安や不満も少なからずあるようです。

便利だけどセキュリティが不安・・・

OneDrive等のクラウドストレージは非常に便利である反面、たまに情報漏洩のリスクがニュースになったりします。そういったニュースを見聞きすると、インターネット上のクラウドストレージに機密性の高いファイルを保存するのはためらってしまいますよね。

大手事業者が運営しているクラウドサービスと、個人で管理するのと、いったいどちらが安全なのか？という疑問は、どこまで行っても明確な答えは出ないと思います。

個人で管理している方が自分の目が行き届く分安心感は強いですが、セキュリティ対策も個人で出来る範囲になってしまうので、果たして本当により安全か、は分かりません。

そうは言いつつも、私自身クラウドストレージの安全性を100%信頼は出来ないので、今までOneDriveを使ったパソコンのバックアップ体制を作ってこなかった訳です。

個人用Vaultという機能

そのようなセキュリティの不安を和らげるものとして、OneDrive（個人向け）には、個人用Vaultという機能が付いています。

パソコンでOneDriveのフォルダーを開くと、その中に、『個人用Vault』というフォルダ（ショートカット）が見えませんでしょうか？そちらがその機能になります。

個人用Vaultは、OneDrive内の特別なフォルダーで追加のセキュリティ機能により保護されている場所になります。

個人用Vaultの概要については、こちらにまとまっております。

OneDrive個人用Vault