コラム

小さな会社の経営者様にむけて
ちょっと役に立つ、
ちょっと面白い、
そんなお話をご紹介します。

信頼関係の構築

イメージ1

想いを伝えるために大切なこと

初めまして、こんにちは。今回のコラムを担当する、株式会社こえラボ・代表取締役の岡田 正宏(おかだ まさひろ)です。

技術や能力はすごい、しかも魅力的なサービス・商品なのに、なかなかお客さんに伝わらない!と、悩んでいる社長さんはいませんか?

想いを伝えるのって大変ですよね。想いが伝わらない原因は、いくつか考えられます。

例えば情報発信する中で、

「自分やうちの会社はこういうことができます」「こんな技術を持っています」

など、主観的に発信をしている可能性があります。

発信を受け取る側(顧客)がサービスに「興味」を持っていない段階や、どんなに技術がすごくても、それが自分に役立つと感じていない段階ではサービスを受けませんよね。

皆さんが発信を受け取る側になった場合にも、思い当たることではないでしょうか?

そのため、サービスのメリット部分を「伝わるように」発信していく必要があります。

より相手にサービスを理解してもらうためには、相手のことをよく知り、話をよく聴いてから伝える事が大切です。

イメージ2

話を聴く上で大切なこと

では、お客さんやクライアント、ビジネスパートナーの話を「聴く」ためには何が必要だと思いますか?

それは、「相手に興味を持つこと」です。

みなさんはビジネスにおいて、どのように相手(顧客)に興味を持つようにしていますか?多くの方は自分が気になったところに対して、質問をしていきますよね。

「これってどういうことなんですか?」と、相手に興味を持って質問していくことが、ビジネスの話をする上で重要なのです。

質問をしていく中で、相手(顧客)の悩みを引き出し、解決手段として自社のサービスが当てはまると感じたときに、自分が手伝えることを話してみましょう。

そして、最終的にその方(顧客)と「どういう関係になりたいのか」という目的を持って接していくことも、関係性を構築する上で大切です。

質問された側の相手(顧客)は、ただ自分のことを話してるように思います。 あなたは相手に質問をすることで、話の方向性をコントロールできるでしょう。

結果として、話の主導権を握るのは「聴いている側」なのです。

イメージ3

信頼を得るためには?

しかし質問しても、相手が情報を教えてくれない時もありますよね。 その場合、相手との関係性がまだ構築できてない可能性があります。

あなたも普段から「この人は信頼できるから」と、内容によって相手を選んだ経験があるでしょう。

保険の営業マンが「今、どんな保険にはいっていますか?資産はどれくらいありますか?」と、お会いしてすぐには聞きませんよね。

聞かれた側も、「そんなの言いたくないよ!」となります。いきなり深い悩みについて聞くのは唐突すぎますからね。

では、どうやって相手(顧客)との関係性を構築していくと良いでしょうか。

まずは、相手からの見え方にも注意が必要です。

相手が笑顔で優しく話しているのか、それとも下を向いて暗い雰囲気で話しているのかでは、印象が違いますよね。

今はオンラインでのミーティングも増えてきました。 オンライン上での見られ方にも注意が必要です。

例えば、

・ネットワークの環境を整え、声が途切れないようにする

・音声が聞きとれやすいように、マイクを使う

・ノートパソコンをスタンドに立て、カメラの目線と自分の目線を合わせる

まずは、このようなポイントから気を付けてはいかがでしょう。

この記事を書いた人

この記事を書いた人

岡田 正宏

株式会社こえラボ代表取締役

ポッドキャスト番組の配信サポートは120を超え、

自身の番組『経営者の志』は

320名を超えるインタビューを実施。

書籍『声で想いを伝える ポッドキャストマーケティング』を出版。

https://koelab.co.jp/


他の記事も読む